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工藤静香×中山美穂「30年不仲バトルの封印を解く!」(1)初めは仲良しだったが…

80年代に全盛期を迎えた2人が今、時を経て再ブレイクしている。“昭和のヤンキー系アイドル”中山美穂(52)と工藤静香(52)だ。同時期に活躍した2人だが、実は水面下でバトルを繰り広げていたようで‥‥。そのタイマン史をひもとく!

中山美穂さんと同期デビューの工藤静香、訃報当日の“悲痛なお願い”と田原俊彦を巡っての“すれ違い”の過去(3ページ目) | 週刊女性PRIME

先に芸能界入りを決めたのはミポリンだ。82年から少女誌のモデルやCM出演、高校1年の2学期で中退するほど多忙を極めた。転機となったのは85年1月放送のドラマ「毎度おさわがせします」(TBS系)のツッパリ少女役だろう。

「思春期の性をコメディタッチに描いたシモネタ満載のドラマで、彼女も下着姿を堂々と披露。白ブラ&パンティ越しの膨らみかけた乳房と秘部のモッコリを見せ、着替えのシーンでは、桃尻のワレメまで露わにした。デビュー間もない女優とは思えぬ度胸で、全国青少年の人気をかっさらいました」(テレビ誌記者)

同年6月には歌手デビューし、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。12月に公開された映画「ビー・バップ・ハイスクール」(東映)でもヒロインを演じて“ヤンキー系アイドル”の地位を確固たるものとした。

一方、工藤が頭角を現したのは翌年の86年5月。バラエティー番組「夕やけニャンニャン」(フジテレビ系)のオーディションに合格すると、そのヤンキー的存在感で個性を発揮する。

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「当時から『バイク好き』『筋の通った人がタイプ』とツッパリ風を吹かせていました。87年5月『うしろ髪ひかれ隊』に抜擢され、おニャン子でもフロントボーカルを任され、8月にソロデビュー。人気は国民的なものになっていきました。地方公演の際には彼女が乗る車を『どちらが先導するかで暴走族同士がケンカになった』と本人が語っているように、ヤンキーからの愛情はとても熱かったです」(テレビ誌記者)

こうして活躍していた2人は番組で共演する機会も多くなる。初めのうちこそ仲よしだった2人について女性誌記者が明かす。

「各音楽番組はもちろん、ドラマ『おヒマなら来てよネ!』(フジ系)での共演がきっかけで、2人は親友関係になった。工藤は16歳の時にバイクの免許を取っていて、2人とも18歳の時に車の運転免許を取得。中山は当時、赤いアウディに乗っていて、2人でドライブを楽しんでいたそうです。この頃、中山には恋人がいて、恋バナで盛り上がっていたんじゃないですかね」

その恋人は、人気絶頂の田原俊彦(61)だった。ワイドショー関係者が当時を振り返る。

「91年1月3日、中山が田原のマンションから出てきて、トシちゃんが運転するポルシェに乗ると、成田空港へ直行。ハワイでデートを楽しんだんですけど、秘密のはずだったのに情報が漏れてしまった。カウアイ島でゴルフをしている様子を隠し撮りしたある番組が事務所にダマで放送しちゃったんです。当然、双方の事務所は大激怒でした」

この時マスコミは「婚前旅行」とはやしたてたが、その後、田原を巡って、ミポリンと工藤の仲が引き裂かれる事件が起きてしまう。

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