俳優の柳葉敏郎(63)が17日放送のエフエム秋田「柳葉敏郎の昭和をご唱和願います」に出演。今月6日に都内の自宅の浴室で不慮の事故のため亡くなった歌手の中山美穂さん(享年54)への思いを語った。
柳葉と中山さんは1990年放送のフジテレビ系ドラマ「すてきな片想い」で共演した。
柳葉は番組冒頭に「12月6日、中山美穂さんが他界されました。ショックでした」と語り、心境を明かした。
2021年放送のテレビ朝日系ドラマ「ザ・ハイスクール ヒーローズ」が最後の共演だったとし、「何十年かぶりにお仕事をさせてもらったのが最後だった。僕は悪者の役で、ミポリンは生徒のお母さんの役だった。思い切りほっぺを平手打ちで叩かれるシーンがあるんですけど、その叩き方が優しかったな」と当時を回想。「事件ではないということで、発表はあったんですけど、寂しい悔しいという思いばかりですかね…。僕は大好きでしたからね」と、過去に中山さんに好意を寄せていたことを告白した。
中山さんとはプライベートでも親交が深かったといい、「ミポリンはね、何をやっても輝いているわけよ。何度か一緒にご飯を食べにいったり、仲間でみんなで集まったり。家にも遊びに来てくれたりして。家に来た時にすき焼きパーティーをしたんだよ」と明かした。
「ミポリンのスタッフやうちらの仲間、十何人集まったかな。鍋2つ用意して、ミポリンはどういうすき焼きが好きなの?と聞いたらいわゆる甘いのが好きだと。俺は甘くないのが好きで。そんなのすき焼きじゃないよ~って言われて。鍋2つあるからミポリンそっち作れ、俺こっち作るからって。それで皆で食べ比べしようという話しになって。それぞれ食べるわけよ。どっちがいい?って聞いたら全員甘いのって。懐かしいな」とすき焼きを巡る中山さんとの思い出を語っていた。