歌手の松本英子が13日までにSNSを更新。6日に亡くなった女優で歌手の中山美穂さん(享年54)を追悼した。
自身のインスタグラムに「美穂さんのこと。」という書き出しとともに中山さんとの2ショット写真を掲載した松本。「5歳の時、あなたのようになりたいとマイクを持ち、ずっとずっと、憧れ続けていました。ドラマ、映画、本、雑誌、レコード、CD、美穂さんが出ているものは何でも集めて切り抜いて、、当時はマンガにもなっていたりして、、とにかく夢中になって追いかけていました。」と思い出をつづった。
当時を振り返り「小学校4年生の時、初めて一人で観(み)に行ったコンサートも美穂さん。秋田県民会館、2階席最前列ど真ん中というプレミアムチケットをお誕生日に母の友人からプレゼントで頂き、ドキドキしながら見に行きました。キラキラとしたステージ、少し鼻にかかった歌声、可愛(かわい)いMC、あの時の感動は今も忘れられません」と懐かしい記憶も明かした。
1999年にデビューした松本。その後仕事関係の知人の紹介で中山さんのコンサートを訪問、楽屋で念願の初対面を果たしたという。当時のことを「楽屋に入ってこられた瞬間から嬉(うれ)しくて涙が溢(あふ)れてきて、緊張しながら震えていた私に、『英子さんの曲、楽屋で聴いてるんですよ』って、Squallを気に入っていつも聴いて下さっていることを美穂さんは話してくださいました。美穂さんに憧れて芸能界を目指したこと、大ファンだということもどうにか伝えられて、、本当に夢のような時間でした。」と振りかえった。54歳という若さで旅立ってしまった中山さんに向け、松本はいつかまたお会い出来る事を願いながら、長年のご活躍を一人のファンとして注目していましたし、まだまだ美穂さんの作品を観たい気持ちでいました。本当に悲しいし、やっぱりどう言葉にしていいか分からないですが、、、」と投稿。最後に「とにかく感謝と、『大好きです』の気持ちが空に届けばいいなと思っています。ー心からの祈りを込めてー」と思いを結んだ。
松本の思いがこもった投稿には、多くの「いいね!」が集まっただけではなく、「お話し聞かせて頂いてありがとうございます。まだ歌を聴くと胸がギュっと苦しいですが、美穂ちゃんの歌がまた聴けるようになるまで自分のペースでいきたいと思います。」「届いてます。必ず。そしてわたしは今も英子さんの歌聞いてます。音って続きますね。」など松本の心情に寄り添う声も集まった。 松本は99年のデビュー後、2枚目のシングル「Squall」が大ヒット。その後もライブ、DJ、舞台 、ナレーションなど幅広い分野で活動を続けている。